ナンピンとは
FXをしていると「ナンピン」という、普段の生活の中ではあまり馴染みのない言葉に出会うことがしばしばありますが、たしかにナンピンという言葉はFXや株取引の中で出てくる専門用語です。
ナンピンは漢字で書くと「難平」となり、まさに「難」を「平均化」することを意味しており、売値・買値を平均することによって読みが外れたことによる損失を取り戻そうという取引技法なのです。
簡単に言うとナンピンとは、相場が予想と異なる動きをしたときに、平均売買コストが有利になるように新たに売買をしていくような取引方法のことを指します。
たとえば相場が円安ドル高に動く予想を立て、1ドル100円で買ったと仮定します。
このとき予想とは反対に円高ドル安が進み相場が下落した場合、1ドル94円の時点でさらに買い増したとすると買いの平均コストは1ドル97円ということになります。
もしその後相場が1ドル97円まで戻せば、収支はトントンとなり損失はカバーできたことになりますが、これが「ナンピン買い」と呼ばれる取引手法なのです。
つまりナンピンは初めの予想は外れたが、次の予想が当たり相場が思惑通りに動くということを前提にした取引だということです。
しかし、一般にナンピンはやってはいけない危険な取引だとされ、とくに相場の読みに慣れていない人がナンピンを行うとさらなる損失を招く結果につながることが多いとされています。
一度傾いたトレンドは一方向へと偏る傾向がある中、転換点を正確に読み取ることは至難の業です。
初心者はナンピン買いをするよりは、損切りのタイミングをきちんと捉えることがまずは重要なのではないでしょうか。